アクセルを開けるとエンストする原因
アクセルを少し捻ると(スロットルワイヤーがピンと張った感触を得るまで)エンジン回転数が落ちたりそのままエンストする症状に悩まされてきました。
あと、アクセルを戻してもエンジン回転数が下がらないという事もあった。
調べた結果、スロットルワイヤー周辺からの2次エアの流入が原因と推測して対策開始。
下画像の赤色の矢印は2次エアの流入経路となりえる箇所です。
ここからのエア流入を限りなくゼロにしていく。
スロットルワイヤー周りからの2次エア対策
長過ぎたスロットルワイヤー
まず気になったのが、スロットルワイヤーが長すぎる。
キャブレタートップにスロットルワイヤーの遊びを調整するアジャスターが付いていますが、スロットルワイヤーが長すぎてそのアジャスターだけでは賄いきれませんでした(ワイヤーをピンと張る事が出来なかった)。
そんな状態は部品どうしの隙間を大きくし、そこが大量の2次エアの流入口となってしまう。
で、そんな状態でアクセルを捻ると、部品どうしの隙間に変化を生じさせ、空気流入量が変化し、燃調が狂い、結果アイドリングが不安定になる。
という訳で、スペーサーを噛ませてみたのですが、それでもだめ。
まだ長すぎる。
という訳でスロットルワイヤーをカットして短くしました。
以上、スロットルワイヤーの遊びを適正にしてやるとだいぶ改善されました。
が、まだ完璧じゃない。
アクセルを捻ると若干回転数に変化が生じる。
劣化したゴムキャップを交換
アジャスターに被せるゴムキャップを新品に交換して、エアスクリュウーを回して微調整してやりました。
以上の作業後、回転数が落ちたりエンストする事は一切無くなりました。
私は最初スロットルワイヤーの長さが気になって、先にそちらを対策したのですが、スロットルワイヤーの長さが適正だったら、このゴムキャップを替えただけで改善されたのでしょうね。
まとめ
スロットルワイヤーを適切な長さに調整して2次エア流入をシャットアウトする。
キャブレタートップのアジャスターに被せるゴムキャップや、キャブレタートップのネジパッキンを交換する。
おわり