
「海の手漕ぎボート釣り入門 体験記」の2回目になります。
今回は服装編です。
服装 夏バージョン
ボート釣りに適した服装を考えてみます。
昔は「服装なんて何だってイイ!」と思っていました。
しかし、セーリング中にボートが沈して服を着たまま海で泳いだ経験を機に考えを改めました。
人は痛い目に合わないとなかなか変われませんね。
- 水に濡れても動きやすく、快適な状態を保てる素材の物。
- 水を弾きやすく、速乾性のある生地。
- 水の中でも動きやすいように身体の線に沿ってピッタリした形。
- 袖が長くて広く、ぶかぶかした形や、綿やジーパンなどのデニム生地はダメ。
- 日焼け対策のため、夏でも長袖と長ズボン。
以上の条件を揃えるとバッチリかと思います。
帽子
帽子は必須です。
風に飛ばされないようにヒモが付いたもの。
あと、全周につばが有るもの。
夏は麦わら帽子が良いですね。
価格も安いです。
ホームセンターで買えば500円もしないかと思います。
値段が高いですが、カヤック用の物だったら尚良いです。
サングラス
私は邪魔に感じていたので使っていませんでした。
色の付いた薄い板を介する事なく、肉眼で直接海を見たいし。
しかし年齢のせいか、海面からの照り返しで目が疲れると感じるようになってから、観念して使うようになりました。
釣りに適した偏光サングラスと、落ちないようにヒモを設置しましょう。
長袖のラッシュガード
(画像:長袖のラッシュガード)
夏の炎天下はとにかく疲れます。
年齢を重ねる度に、その疲れも大きくなってきました。
日焼け防止のために夏でも長袖のシャツが良いですね。
出来ればえり首が隠れるもの。
疲れも軽減されます。
以前はTシャツ1枚で、腕には日焼け止めを塗っていましたが、長袖を着る事でその手間も省けます。
サーフパンツとスパッツ
(画像:サーフパンツとUVカット生地のタイツ)
下も日焼け防止のためにタイツを履いています。
タイツだけだとちょっとアレなので、その上にサーフパンツを履きます。
マリンシューズ
ブカブカの長靴をやめて、マリンシューズを履いています。
気分次第で、上の2つのどちらかを履きます。
砂浜からマイボートを出す際、クロックスやサンダルはやめといた方が良いです。
重いボートを抱えながら砂浜を歩くと、脱げやすく、指の爪の間や、足裏と靴底の間に砂が入り込み痛いです。
怪我もしやすいので、足元はガッチリ固めといたほうが無難。
より安全性を求めるなら、ハイカットの物をお勧めします。
ライフジャケット(救命胴衣)
忘れてならないのがライフジャケット。
私はアマゾンで購入した格安でシンプルなライフジャケットを使っています。
それをポケットが沢山ある物に買い換えようかどうしようかと検討中です。
そうすれば身体に全部身に付けられて便利かなと考えています。
しかし、海に落ちた場合に泳ぎの邪魔にならないだろうか?
そう思い買うのを躊躇しています。
基本的に、身体にごちゃごちゃと物を付けないほうが良いのは解っているのですが・・・
ライフジャケットで股紐が有るタイプは、かならず股紐を結びましょう。
しっかり結んでいないと抜ける場合があります。
日焼け止め
(画像:日焼け止めクリーム ニベア サン)
日焼け止めは必須です。
肌が露出している部分には全部塗っています。
私が使っているのはPA+++。
このPAとは「Protection Grade of UV-A」の略。
日本化粧品工業会が厳密に定めたUV-A(A紫外線)を防ぐ効果を表しているらしいです。
PA+++が最高だと思っていましたが、PA++++が最高でした。
PA分類 | 効果 |
PA+ | UV-A防御効果がある |
PA++ | UV-A防御効果がかなりある |
PA+++ | UV-A防御効果が非常にある |
PA++++ | UV-A防御効果が極めて高い |
服装 春・秋バージョン
真夏以外の春と秋は、夏バージョンにプラスして、フード付きの上着を追加しています。
釣り具屋で売っているジャンバーを買うのが無難かと思います。
防水性と防風性が高い物。
また、価格が高くなってしまいますが、出来れば更に通気性が高い物を選びたいところです。
ほとんどの物はフードを外す事が出来ると思いますが、出船の際には絶対付けといたほうが良いです。
急に風が吹いてくると、結構辛いので、そんな場合にフードが役立ちます。
また、いよいよ寒くなってくると、ラッシュガードの代わりに、シマノのブレスハイパーを着ています。
これはかなり暖かい。
服装 冬バージョン
小さなボートは風を遮る物が無いので、冬の海上でじっとしているのは辛すぎる。
という訳で私は冬に出船するのはやめました。
冬の海は寂しいし。
行かないのが無難かと感じます。
11月~4月頃まで冬眠です。
どーしても出たい方は、ウェットスーツをお勧めします。
私はセパレード型で格安の2mm厚の物を持っています。
あまり汗をかかない体質ですが、2mm厚の物でもオールを漕ぎだすと汗が出てきます。
体質は人それぞれなので参考までに。
まとめ
再度、おさらい。
- 水に濡れても動きやすくて、快適な状態を保てる素材の物。
- 水を弾きやすく、速乾性のある生地。
- 水の中でも動きやすいように身体の線に沿ってピッタリした形。
- 袖が長くて広く、ぶかぶかした形や、綿やジーパンなどのデニム生地はダメ。
- 日焼け対策のため、夏でも長袖と長ズボン。
ひと言で言うと、水遊び専用の物を使いましょう。
