「海の手漕ぎボート釣り入門 体験記」の5回目は釣り道具編です。
手漕ぎボート釣り道具
私の釣り道具ですが、しょぼいです。
いや、シンプルイズベスト。
「無駄な物は一切船内に持ち込みたくない!」
そんな熱い想いを抱きつつ実践しています。
船内に持ち込む釣り道具と、その他の小物を紹介します。
必要最低限これだけあれば事足ります。
あとは必要に応じて追加して下さい。
釣り道具
竿
竿は1本しか持ち込みません。
1本の竿に集中します。
外ガイドで、長さは1.8mから2.1mの物。
竿の長さはこれ以上でもこれ以下でもダメ。
また、破損や紛失をしやすいので、安い物。
「どんな竿でも釣れる!」と思って、あまり竿には拘らないようにしました。
実際にどんな竿を使っても、釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れない。
個人の感想なので参考までに。
リール
リールはカウンター付きの小型両軸リールを使っています。
なるべく軽い物が良いですね。
私はPE3号を100m巻いています。
※PE3号は太過ぎなのでPE1号ぐらいが良い。という意見が多いです。狙う魚に合わせて選択してください。
尻手ロープ
竿を何度か海へ奉納した事があります。
一番悲しかったのは、ゴムボートを買ってから2~3回目の出港のとき。
リールと竿も新調していざ出港!
出港してから数十分後には、一切使われる事なく、竿とリールもろとも海の中へ。
悲しい思いをしたくないなら、尻手ロープは必須です。
私はブランチハンガーにゴムロープを結んで、どこかしらに挟んでいます。
(画像:ブランチハンガー)
仕掛け
私の場合ですが、仕掛けは対象魚に応じて持って行きます。
「今日はカワハギ」と決めたら、カワハギの仕掛けしか持っていきません。
それ以外は持っていきません。
「いろいろ持って行ったほうが良いよ」
と漁師さん(ボート置場の大家さん)から言われた事があります。
それは最もだとは思うのですが。
私の場合はどうせ使わないという事がほとんどなので。
よって、カワハギ釣りのときは、下の画像の物だけです。
スイベル数個・カワハギ専用針
オモリ・15号~25号を5個程度
夢のカワハギ仕掛け 3本針用
セオリーがありますが、それに拘らず、仕掛けは自由に気の済むまでいろいろ試して見てください。
その他小物
プライヤー
魚の口から針を外すためにプライヤーは必須。
このプライヤーはPEラインもカット出来ます。
ホースを短くカットして、カバーにしています。
水産用はさみ
以前は魚を絞めるため、出刃包丁とまな板を使っていました。
しかし、いちいち出して使用後に洗う作業が面倒くさい。
という事で、いまでは水産用ハサミを使っています。
同じくホースをカバーにしています。
タナカ型 ステンレス 水産用万能鋏 165mm 剣先型
バッカンとタコめがね
ロープ入れ用にバッカンを使っています。
それとタコめがねを多用しています。
タコめがねは便利で、一度使いだすと手放せない。
- 海中の様子を伺う
- 手洗い
- あか汲み
- 魚の血抜き
- トイレ
餌箱
餌はイソメかオキアミしか使いません。
餌箱は桐の餌箱を使っています。
その他に必要な物
クーラーと氷
クーラーは20リットルのハードクーラーを使っています。
冬はソフトクーラーを使います。
以前は保冷剤を使っていましたが、保冷剤は冷やす以外に使い道がありません。
いつまでも荷物が減らず、いつまでも重い。
よって、ペットボトルや100均で買ったソフト水筒に水を入れて凍らせたものを使っています。
飲み水にもなるし、手洗い用の水にもなる。
タオル
タオルを最低1枚。
出来れば顔拭き用と、汚れ物用とで2枚あれば尚良し。
飲料水
水は出来るだけ多く持って行ったほうが良いです。
夏場は2リットル持って行きます。
喉が渇いたと思わなくても、ちびちび水分補給する事をお勧めします。
ビニール袋
魚を入れる為のビニール袋。
汚れ物やゴミ入れ用ビニール袋。
合計3~4枚。
たまに持って行く物・ロッドホルダー
いつもは竿1本しか持っていきません。
気まぐれでサビキ仕掛用にもう1本持って行く事があります。
そんなときはロッドホルダーも持っていきます。
サビキを垂らし放置していると、勝手にアジ、サバ、カツオ、トビウオが掛かる事があります。
たまにですが。
「持ってた行った方が良いよ!」というような物
タモ網・スカリ・メゴチバサミ
タモ網、スカリ、メゴチバサミを持って行ったほうが良いと思います。
私の場合、貧果なのであまり役に立つ事は無いのですが。
しかし、無いといざという時に困ります。
魚探
釣果を上げるために魚探は有った方が良いと思います。
が、私の場合は荷物になるのが嫌&準備と片付けが嫌&狭い船内がゴチャゴチャするが嫌。
という訳で持っていません。
道具入れはバッカンより巾着袋
以前は大きなバッカンに道具一切を入れていました。
バッカンは便利と言えば便利なのですが。
嵩張るし、いちいち洗う作業が面倒くさい。
という事で、現在は大き目の巾着袋に一切を入れています。
使用後は洗濯機に放り込むだけ。
まとめ
手軽で気軽な手漕ぎボート釣りなので、道具もなるべく簡素に!
という訳で、なるべく持ち物を少なくして、手漕ぎボートを楽しみたいと思っています。
準備の手間や、終わった後の大変な片付け作業はなるべく避けたいところ。
そのため、簡素な道具となりましたが、これはこれで準備も片付けも楽で、より釣りに集中出来て良い事しかありません。
また、道具を厳選に厳選を重ねる過程や工夫は楽しいものです。
まとめると、「自分が好きなようにすれば良い」の一言に尽きる。
おわり