たまにボートに乗ってフカセ釣りをします。
いつもはボート用の短い竿を使いますが、先日は5.3mの磯竿を使いました。
磯竿を使うのは10年以上ぶりです。
眠っていた磯竿を使いたかったのですが、やっと使う事が出来ました。
餌はオキアミを使用して完全フカセです。
アンカリングをしてやりました。
エサは潮の流れに乗り表層を漂っていたかと思います。
結構アタリがありました。
長い磯竿に魚が掛かると、かなりしなりますね。
スゲー大物が掛かったような気にさせられる。
それなりに楽しめました。
が、やっぱりボート上では短い竿のほうが使いやすい。
針がどんどん持っていかれました。
持っていったのはサバかフグのようです。
何度目かのアタリのときに、グググっと強い引きの後、巻き上げ途中でブツっとバレました。
糸を巻き上げていくと糸は切れておらず、針は付いています。
針先が海面に現れ、針が付いているのを確認したと同時に、針先に違和感を覚えました。
「アレ?黒い物が付いてる?なんだろ?」
で、手元に寄せて確認したのがこの状態。
針先に針が掛かっていました。
明らかに同じ針です。
さっき持っていかれた針という事は間違いない。
魚に釣り針を返されました。
針が口に刺さってしまった魚って、気持ちが凹んで食事も喉を通らない状態になってしまうと思っていたのですが。
針が刺さったままでも捕食活動は止めないのですね。
その証拠となる物を目の当たりにしてちょっと安心しました。
おわり