砂浜対策 滑車を使ってボートを上げる

砂浜対策 滑車を使ってボートを上げる

私のボートの重さはメーカー公表値で95kgです。

それに船外機、艤装品、ランチャーなどの備品が加わると合計で250kgぐらいの重量となります。

 

砂浜でこれを1人で移動させるのは大変。

行きは何とかなります。

しかし、帰りは100%無理。

 

そこで、滑車を使って引き上げてみる事に挑戦。

まずは、ホームセンターで買ったホイストロープを使いました。

 

 

引っ張る距離が長いので、付属ののロープ(5mm×20m)を外します。

太さ3mmで長さ200mの長いロープに入れ替えて引っ張ってみました。

 

引っ張る距離は40m前後。

結果、全く駄目でした。

 

まず、3mmではロープが細すぎて、ロープが手に食い込んでしまう。

痛くて全然力が入れられない。

 

更に、ロープが長すぎました。

途中でロープ同士が絡み合い、ロープ同士がちょっと交差するだけでもかなりの負荷となります。

 

後日改めてロープの太さを倍の6mmにして挑戦。

それでも無理でした。

エンジンや備品を全て下ろして挑戦してみたのですが、やはり無理。

 

繰り返しになりますが、引っ張る距離は40m前後。

滑車を使うとなると、ロープはその数倍の長さが必要となります。

その長いロープ同士がちょとでも交差したりすると、そこの部分にかなり力をロスさせられる。

 

実験をやる前にそれがネックになるとは想像出来ず。

結果、滑車を使ってボートを引き上げる事は叶いませんでした。

 

それからしばらく経って、レスキュー現場で使われる「倍力システム」なるものを知ります。

倍力システムについては次の次の機会に。

砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる①
滑車を使ってボートを引き上げる 砂浜で滑車を使ってボートを引き上げる事に挑戦。 結果、長い距離を引っ張るのは無理でした。 使った滑車はこれ。 この商品は、3連定滑車と4連動滑車の組合せで8倍力になります。 【8倍力】 引っ張る物の重さが 2...

 

以上、滑車を使ってボートを人力で引き上げる事は無理と判断。

次にランチャーに設置されている手動ウインチを使って試してみました。

 

砂浜対策 手動ウインチ
砂浜対策 手動ウインチ 釣りが終わり出航場所(砂浜)に戻ると、そこから人力でボートを引き上げます。 ボートの引き上げは骨の折れる作業で、とにかく疲れる。 という訳で、いろいろ試してみる事に。 まず、滑車とロープを使って引っ張り上げる事に挑戦

 

おわり

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