手間の掛からないアウトドア道具が好き
アウトドアで使う道具が好きです。
特にストーブとクッカー。
小さく、軽く、取扱いが簡単便利でメンテナンスフリー。
そんな物を追い求めて今の自分に適した物が、MSRのストアウェイポットとプリムスのP-153の組み合わせです。
使い始めて4年目に入りました。
イグナイターは壊れたので外しました。
着火は100均のターボライターを使っています。
MSRのストアウェイポットを選んだ理由は蓋がロック出来る事。
中の物が飛び出さないので収納袋が不要です。
手間の掛かる火鉢に手を出してしまう
小さく軽くメンテナンスフリーの物が好きだったのですが・・・
P-153に比べると恐ろしく手間が掛かる「火鉢」という面倒な物を手に入れてしまいました。
着火が大変
炭になかなか火が点きません。
最初の頃は勝手がわからず、火お越しに30~40分掛かっていました。
今では慣れましたが、それでも時間が掛かります。
灰が舞う
炭を灰の上に軽くポンッと乗せただけで灰が舞い上がります。
ボトッ!と炭を灰の上に落としてしまうと、ブワッ!っと灰が激しく舞い上がります。
炭を灰の上に置くとき無茶苦茶気を使います。
掃除が大変
灰が部屋に舞うのでこまめな掃除が必須になります。
消火に時間が掛かる
火を消すにも時間が掛かります。
火が点いた炭を火消壺の中に入れて30~40分ほど掛けて消火します。
多くの道具が必要
火鉢を運用していくにあたって多くの道具が必須です。
- 五徳
- 火箸
- 灰ならし
- 火お越し器
- 火消壺
最低限、以上の物が必要かと思います。
あと、緊急時用に火消用の水や簡易的な消火器など。
その他にメンテナンス用の物や趣味に応じて諸々欲しくなります。
場所を占有される
私が使っている火鉢は小さい物です。
しかし、灰は飛ぶし、火の用心の為にも火鉢の周りには物を置かないようにしなければいけません。
という訳でそれなりの空間が必要となります。
一酸化炭素中毒と火事への恐怖
部屋の換気を怠ると頭痛が始まり目がシバシバしてきます。
そのまま火鉢を使い続けると、一酸化炭素中毒により最悪は死に至る事に。
また、石油ストーブみたいに地震の際に自動消火する安全装置なんていうものは付いていません。
火鉢を使う事で身に及ぶ危険への配慮は絶対欠かせない事になります。
良い事無いけど、ついつい使いたくなる
こうやって両者の比較をすると火鉢に良いところは無いです。
しかし、ついつい使いたくなってしまう。
手間や面倒な事を凌駕して使いたいほどの魅力を感じる。
その魅力とは「癒し」でしょうね。
灰をならしたり、炭の炎をじ~っと眺めてるだけで癒される。
昔は考えられなかった事ですが。
そんな癒しに魅力を感じるという事はオッサンになったという事でしょうかね。
オッサンの中でも、かなりのオッサン。
すっかり火鉢の虜となってしまいました。
面倒臭いけれど、面倒臭い事は楽しさへ変えて、これからも運用していきたいところです。

おわり