ドラマ「北の国から」を見終わって。

先日、北海道に行ってきました。

青函フェリー「はやぶさ」と「3号はやぶさ」

 

北海道といえば「北の国から」が連想されます。

道中、さだまさしが歌うテーマが、ず~っと頭の中で響いていました。

 

ドラマを見たくなり、帰宅後早速視聴する事に。

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北の国からを見た感想

北の国からの名場面と言うのは強く記憶に残っています。

しかし、リアルタイムで最初から全て見ていた訳ではありません。

例えば、「子供がまだ食べている途中でしょうが!」とか。

「誠意ってなにかね?」とか。

そのシーン自体は憶えていますが、それ以外の物語はハッキリ言って覚えていません。

覚えていないがために、イメージとしては。

「雄大な北海道で自給自足的な暮らしをする親子の物語」

「ほのぼのな物語」

そんなイメージでした。

が、実際見てみると、全然そうではなかった。

まず、いきなり雪子(竹下景子)が五郎(田中邦衛)の妻の令子(いしだあゆみ)を責める場面から始まります。

令子は自らの浮気が原因で家を出て、五郎達と離れて暮らしてしていました。

その五郎や子供達が東京を離れて北海道へ移住していく事に。

それを見送らなかった令子を責める妹の雪子。

「北の国から」を視聴する前に前知識として得た「令子が浮気」を知ったときは、「なにかの間違いでは」なんて疑いました。

が、事実でしたね。

ちょっと衝撃。

だって、ほのぼのドラマに浮気なんて似合わないですよね。

しかし、このドラマは私のイメージしていたほのぼの物語とは違っていた。

全てを見終わるとそんな感想でした。

また、もう37年前に放送されたドラマです。

時代背景が今と違います。

涼子先生が職員室で煙草を吸うシーンなんて今じゃ考えられない事です。

その他にも小さい事ですが、「え?どういう事?」みたいに思わされ、理解するにちょっと時間が掛かったりする場面がいくつかありました。

そんなギャップもなかなか面白かったです。

 

放送期間

「北の国から」はフジテレビで、1981年10月9日から1982年3月26日まで、毎週金曜日に放送されました。

全部で24回。

その後、1983年から2002年までにスペシャルとして8編放送されました。

 

  1. 83冬
  2. 84夏
  3. 87初恋
  4. 89帰郷
  5. 92巣立ち
  6. 95秘密
  7. 98時代
  8. 2002遺言

 

2002年の遺言で終了となりましたが、その後が気になって調べたところ、作者の倉本聰は次の構成を考えていたようです。

 

「北の国から 2002遺言」のその後

2002遺言で最後になりましたが、その後が気になるところです。

もしかしてと思って探したらありました。

 

動画の内容をざっとまとめますと以下の通りです。

 

正吉と蛍は福島県いわき市在住。

東日本大震災の日、正吉は津波にのまれ行方不明に。

蛍は避難所でボランティア。

蛍の子供「快」は富良野の五郎の元へ避難させる。

純は埼玉県でゴミ収集の仕事に従事。

地震後、行方不明の正吉を探しに福島へ。

五郎は「自分は日本国民と言うより、自然人だ」という意識のため、役場の人が来たら身を隠す生活。

 

 

もう少し詳しい資料がありました。

文芸春秋2012年3月号 倉本聰特別寄稿 頭の中の「北の国から」 2011「つなみ」

文藝春秋 2012年 03月号

 

以下、ざざっとまとめました。

 

蛍、正吉、快は福島県浪江町に在住。

蛍は南相馬市立総合病院に勤務。

正吉は浪江町の消防署勤務。

快は浪江町第一中学校に通う。

2011年3月11日14時46分、マグニチュード9の巨大地震が発生。

蛍は病院で勤務に就いていた。

南相馬市立総合病院は、第一原発から23キロの地点。

混乱の中、蛍は快との再会を果たす。

救助に向かった消防隊員が津波に流されたという情報が耳に入る。

蛍は2日間掛けて富良野に戻り、五郎に快を預けて福島へ戻る。

福島へ戻ると、正吉が津波にさらわれて行方不明のままという知らせ。

瓦礫の中、正吉を捜し求めさまよう蛍。

数日後、瓦礫の中で正吉の遺体を捜す純とばったり出会う。

 

2002年、純は結(内田有紀)と結婚してから、五郎と石の家で一緒に暮らし始める。

仕事はゴミの収集に従事。

五郎は二人のために「拾ってきた町」に2年掛かりで家を建ててやる。

2006年、純と結が破綻。

純と結は些細ないさかいの末、結が失踪。

借金を返し続けていた三沢のじいさん(高橋昌也)が、2007年の大晦日に他界し、放心状態に陥る。

ゴミ収集員としての日常を綴ったブログに、ハンドルネーム「メリー」という読者との交流が始まる。

「メリー」は初恋の人れいちゃん(横山めぐみ)だとわかる。

れいちゃんは2年前に離婚して、一人で東京で暮らしていた。

純は7年ぶりにれいちゃんと再会。

れいちゃんは銀座の女になっていた。

れいちゃんの原宿の質素なアパートに招かれて室内に入ったそのとき、強烈な大きな地震がアパートを襲った。

混乱の中で福島にいる蛍に連絡をとろうとするが、通信網が遮断し連絡がとれない。

数日後、瓦礫の中で正吉の遺体を捜していたところ、ばったり蛍と出会う。

 

五郎

五郎は喜寿を迎えた。

税金を払っていないため国の世話にはならず、金も持たず物々交換で生計を立てる日々。

役場の人が来ると隠れて逃げてしまう。

 

その他の人達

結(内田有紀)は純と離婚後、結の元の夫の義父(高村吾平・唐十郎)と羅臼で暮らす。

小沼しゅう(宮沢りえ)は帯広の豆腐屋に嫁入り。

たま子(裕木奈江)は鹿児島県種子島で二児の母。

雪子(竹下景子)は五郎が作った「拾ってきた家」に在住。

中ちゃん(地井武男)は再婚。

凉子先生(原田美枝子)は遠軽に在住。

成田新吉(ガッツ石松)は鉄工場を息子へ譲り渡す。

 

以上は文芸春秋2012年3月号の情報ですが、以降、2017年2月に発売開始された 北の国から全話収録DVDマガジン において、新たな展開が述べられているようです。

まだ未確認なので、そのうち視聴しようかと思います。

 

五郎の遺言

「2002遺言」で五郎が純と蛍に宛てた遺言

純、蛍。

俺には、お前らに残してやるものはなんもない。

でも、お前らにはうまく言えんが、残すべき物はもう残した気がする。

金や品物はなんも残せんが、残すべき物は伝えた気がする。

正吉や結ちゃんにはお前から伝えてくれ。

俺が死んだ後の麓郷はどんなか?

きっと、なんにも変わらんのだろうな。

いつもの様に、春、雪が溶け、夏、花が咲いて、畑に人が出て。

いつものように、白井の親方が夜遅くまでトラクターを動かし。

いつものように、出面さんが働く。

きっと、以前とおんなじなんだろう。

オオハンゴウソウの黄色の向こうに、雪子おばさんや、すみえちゃんの家があって。

もしも、おまえらがその周辺に拾ってきた家を立ててくれるとうれしい。

拾ってきた街が、本当に出来る。

アスファルトのくずを敷きつめた広場で、快や孫達が遊んでたら、うれしい。

金なんか望むな。

幸せだけを見ろ。

ここにはなんもないが、自然だけはある。

自然はお前らを死なない程度には、充分、毎年食わせてくれる。

自然から頂戴しろ。

そして、謙虚に、慎ましく、生きろ。

それが、父さんのお前らへの遺言だ

 

まとめ

全て視聴し終わってしばらく経ちますが、「北の国から」ロスに陥っています。

そりゃ、若い頃の五郎や、純や蛍が小さかった頃から大人になるまでの成長の過程を見せつけられた日にゃ、それが途絶えた瞬間にロスになってしまうのは当然かも。

「作り話だ」と醒めて思ったところで、なんとも切ない。

五郎(田中邦衛)さんの近況を調べてみると、自宅闘病中なんて記事を見掛けました。

これまたなんとも切ない。

 

おわり

 

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