ヘッドライトの暗さは自転車用LEDライトで解消
私のビジバイは50数年前の原付二種で6V仕様です。
ノーマル仕様のヘッドライトバルブは暗く、加えて私の目が老眼という事もあり、夜間走行はかなり見え辛く危うい。
ノーマル仕様の6V25/25Wバルブ。
という訳でハロゲンバルブ↓に交換したらいくらかマシになりました。
街灯が無い道でもゆっくり走れば大丈夫に。
6V25/25W。
が、それでも暗い。
いきなり前に人が現れてビックリさせられる事が何度かありました。
という訳で、自転車用のLEDライトを設置してみる事に。
とりあえず、大昔、自転車用として買ったジェントスのLED 懐中電灯を仮設置。
試用の結果、もうちょっと光量があれば自転車用ライトでいけそうな気がします。
閃 325 SG-325 https://amzn.to/3OCoKxW
アマゾンで探して評価が高かった大光量の自転車用LEDライトを購入。
対向車に配慮して上方に光が飛ばないように設計されております(カットオフライン)。
LUMINTOP B01
ハロゲンバルブに比べるとかなり明るい。
バイクの補助灯の取付方を調べると、細かく規定があり、ハンドルに設置するのは駄目との事(上の画像の位置)。
バイクに補助灯を1個設置する場合は、車両の中心線上で前照灯の下に設置しなければならないらしいです(他にも細かく規定があります)。
※後述しますが、これは間違いでした。下のほうに国土交通省のリンクを貼っておきますので参照してください。
という訳で、車両の中心線上で前照灯の真下へ移動する事に。
ステーと・・・
ライトホルダーを購入。
一式合体。
ヘッドライトの真下かつ車両中心線上に設置して完了。
が、試行錯誤した末に設置をやり終えてホッとしたのも束の間、指で差した部分が・・・
走行中、フェンダーにぶち当たり凹ませてしまいました。
ステーの向きをいろいろ変えたりしてみたのですが、どうあがいてもブチあたる。
しょうがないので、ヘッドライト横へ移動。
「補助灯を1個設置する場合、車両中心線上に設置しなければならない」と思っていたのですが、よくよく調べてみるとそれは間違いで、下の画像の位置で問題無いです。
その根拠は国土交通省のページ第199条四の二に・・・
「二輪自動車の前面に前部霧灯を1個備える場合にあっては、その照明部の最内縁が車両中心面から250mm以内となるように取り付けられていること」
との記述がありました。
下記資料をご確認下さい↓
(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2020.9.25】 第199条(前部霧灯) )
街灯の無い場所で明るさを比較
ヘッドライトと自転車用LEDライトの明るさを比較してみます。
ハロゲンバルブでロービーム
ノーマルのバルブはぼんやりとしか照らしてくれませんが、ハロゲンへ換えるとまぁまぁ明るくなりました。
ハロゲンバルブでハイビーム
光はいくらか広範囲へ広がりますが、視認性は下がる感じ。
LEDライト(LUMINTOP B01) ハイモード 450ルーメン 2時間30分間
ハロゲンバルブに比べるとかなり明るい。
LEDライト(LUMINTOP B01) ターボモード 850ルーメン 2時間20分間
ハイモードより更に明るい。
以上、ヘッドライトの暗さは自転車用のLEDライトを利用して解決出来た!
これで充分という感じです。
が・・・
定期的に12V化を夢見る事があります。
もしかして将来自ら実践したくなるかもしれないので、かき集めた情報を忘れないうちにここに記しておきます。
12V化への下調べと必要な物の確認
整備書やネットで情報をチビチビ拾って、交換しなくちゃいけない物が判ったのであげていきます。
今のところ自ら実践には至っておらず、保証は全く出来かねますので参考までに。
追記:12V化実践記事はこちら。
発電機 ACジェネレーター 全波整流式
まず、発電機。
私のバイクのACジェネレーター(磁石式単相交流発電機)は全波整流式(ほかに半波整流式がある)。
コイルのまき直しや配線の変更が必要な場合があるそうですが、私のバイクの場合は充分な発電量があるので特に手を加える事なくこのままでOKとの事。
ACジェネレーターで発生した交流はセレン整流器へ送られます(配線色は桃色と黄色)。
灯火類に交流が流れるタイプがあるようですが、私のバイクの場合は配線図を確認すると、交流が流れるのはACジェネレーターからセレン整流器の間だけでした。
セレン整流器をレギュレーター・レクチファイヤーへ交換
下の画像の朱色の物がセレン整流器。
セレン整流器は交流を直流に変換するものです。
変換だけしかしてくれません。
電圧制御は主にバッテリーが担っています。
よってバッテリーは密閉式には出来ないらしく、密閉式にすると爆発の恐れがあるとの事。
12V化するにはセレン整流器では役不足なので、交流から直流へ変換するレクチファイヤと、いい塩梅で電圧を調整してくれるレギュレーターへ交換なければなりません。
レギュレーターとレクチファイヤが一体になった物が売っているので、それとセレン整流器を交換します。
カプラーの形状が違うと思うので、加工が必要そうです。
配線は赤と赤、緑と緑、桃と桃、黄色と黄色を繋ぐ。
※交流なので桃と黄色はどちらでも良いとの事。
全波整流用レギュレーターはアマゾンでいろいろ探してみましたが、モダンワークスの物が評価高め。
バッテリーを6V用から12V用へ交換
説明は不要でしょうが、バッテリーを6V用から12V用へ交換します。
セレン整流器からレギュレートレクチファイヤへ交換する事で、バッテリーは開放式から密閉式へ変更が可能となり、メンテナンスフリーとなります。
レギュレートレクチファイヤで安定制御された直流はバッテリーへ流れ着き充電されます(配線色は赤に白色と緑色)。
また、レギュレーターを設置する事で、電圧制御の一翼を担っていたレジスターは外しても大丈夫とのこと。
コンデンサー・コンタクトブレカー・イグニッションコイル・点火プラグ
私のバイクはバッテリー点火式のため、バッテリーが上がるとエンジンは掛かりません。
コンタクトブレーカー。(ポイント点火式)
ここは手を付ける必要は無いみたいです。
コンデンサー(真ん中)とイグニッションコイル(青色の物体)。
コンデンサーも交換不要らしいです。
イグニッションコイルはそのままでもエンジンは掛かるらしいですが、その後不具合を起こしたとの情報があったので、12V用へ交換しましょう。
イグニッションコイルの取付穴のピッチが92mmほどあります。
アマゾンで探すと同ピッチの物が無かったので加工が必要そうです。
プラグに関してはそのままで良いようです。
バルブ類とウインカーリレー
バルブ類は全て6V用から12V用へ交換します。
口金とW数に注意。
私は全てLEDに換えたいと思っているのですが、その場合はウィンカーリレーをLED対応の物(ハイフラ対策品:点滅が早くなるのを抑える)へ交換しなければなりません。
速度調整可能タイプ
音が鳴るタイプ
取り付ける場所は、元々ウィンカーリレーが収まっていた場所にそのままいけそうです。
ホーン
ホーンも12V用に換えたほうが良いのでしょうが、6Vでもそのまま使えるという情報がありました。
交換する事になったとしても、簡単にいけそうです。
以上です。
他に気付いたり、自ら実践するような事があったら追記します(たぶん実践します)。
追記:12V化実践しました。
おわり