アンカーを楽に上げられるようになる道具を紹介します
5キロぐらいまでのアンカーであれば、手でも楽に上げられる事かと思います。
それが5キロ以上になってくると、アンカーを上げるのは一苦労です。
ロープを長く出していると、時間も掛かります。
そういう訳で、以前は簡単なアンカーリフターを自作して使っていました。
浮力体(フロート、救命浮環、黒球など)にナスカンを取り付けて、ロープには針金を巻き着けた、簡単なやつですね。
大した費用も掛からず、簡単に手作り出来るので、それはそれで良いです。
しかし、針金がナスカンに上手く引っ掛からなかったりした場合、またアンカーが沈んでいってしまいます。
そこで、砂浜でボートを引き上げる際に使うために買ったロールンロック(rollnlock)を使ってみる事に。
ロールンロックとは、クライミングテクノロジー社の登山で使うプーリーです。
使い方は動画を見て頂ければすぐに理解出来るかと思います。
ロープは片側には流れますが、逆側にはロックが掛かって流れません。
解除するのも簡単です。
適合ロープ径は8.0mm~13mmとなっておりますが、3mmとかの細いロープでもホールドします。
本体はアルミ製で、バネはステンレス製なので赤錆の心配もなく、80gと軽量です。
アンカーを引き上げ途中でボートを止めても、すぐにロープはロールンロックによりロックされた状態となるため、アンカーが再び沈む事はありません。
かなり便利な道具です。
画像の白いロープの太さは6mm。
下の画像はロックを解除した状態となります。
ロックが解除され、ロープはフリーになります。
現在は手漕ぎボートなので使っていません。
が、船外機付きボートに乗っていたときに、これ1個追加するだけで、楽々アンカーを上げられるようになりました。
そのおかげで、アンカーを降ろすか否かと考え躊躇するような事は減りました。
おわり