サンバーの防錆作業。

サンバーの延命

残念な事に2012年にスバル製サンバーの生産が終わりました。

もう新車は買えない。

買えないから中古は結構高くなっている。

という訳で、今乗っているサンバーの延命を望み、日々、防錆作業に勤しんでいます。

サビキラープロとノックスドールで防錆

Y字フレーム

数年前、Y字フレームの内部が錆びやすという事を知り、早速確認してみると、既に2箇所穴が開いているのを発見。

赤丸2箇所の部分。※右側の赤丸は穴をシールで塞いでいる状態。

サンバー Y字フレーム 防錆

 

それ以降半年ごとにY字フレームの中へノックスドール750エアゾールを吹き付けています。

【追記】

ノックスドールからAZの長期防錆オイルへ変更しました。

サンバーY字フレーム錆ノックスドール

 

吹き方は「デーボン自動車整備工場」さんの動画が役に立ちます。

 

フレームの外側の錆が発生していたところにはサビキラープロを塗っています。

サンバー Y字フレーム 防錆

 

フロントバンパーを外したら現れる横バー

フロントバンパーを外すと横バーが現れます。

見た目大したダメージは無し。

同じくサビキラーを薄めて塗布。

内部にはノックスドールを吹き付け。

【追記】

ノックスドールからAZの長期防錆オイルへ変更しました。

 

左側に見えるのが横バー、右側はY字フレーム。

サンバー Y字フレーム 防錆

 

水性のサビキラーは扱いやすい。

塗り間違いは水タオルで拭けばとれる。

後片付けは水で洗い流すだけで、油性の面倒さがありません。

もちろん乾いてしまったらガチガチに硬くなるので、乾く前に処理しなければいけませんが。

防錆 サビキラー

 

入り組んだ狭い場所や手が届かない場所には、100均で買ってきたスプレーに薄めたサビキラーを入れて吹き付けています。

サビキラーがスプレー内ですぐに固まるような事はありません。

サンバー 防錆 サビキラー

 

ラジエーターの前側

奥に見えるのはラジエーターです。

ここはフロントバンパーを外してやらないと手が入りません。

既にサビキラーを塗ったあとなので判りにくいですが、ところどころ汚れた感じになっているのは全て赤錆でした。

サンバー 防錆作業

サンバー 防錆作業

 

助手席の下

致命的な錆はありませんが、茶色になっている部分にサビキラーを塗りました。

※画像は防錆塗料を塗る前。

サンバー 防錆

サンバー 防錆

サンバー 防錆

 

リア側フレーム

手が届く場所にサビキラーを薄めて塗布。

サンバー フレーム 錆

 

見た感じ小汚くなった。

ここは後で黒に塗り直す事にします。

サンバー フレーム 錆

 

リヤサスのスプリングを受ける部分

リヤサスのスプリングを受ける、お椀状になっている部分に砂が溜まっていました。

海辺の駐車場(砂浜)をよく利用するせいだと思います。

水で洗浄したあと、エンジン側からとタイヤハウス側から、薄めたサビキラーをジャブジャブ塗布。

乾いた後にノックスドールを吹き付けて完了。

その後も定期的にクレのスーパーラストガードかノックスドールを吹き付けています。

【追記】

スーパーラストガード&ノックスドールからAZの長期防錆オイルへ変更しました。

 

施行前の画像が無いので、比較は出来ないのですが、赤錆は無くなりました。

【右】エンジン側から撮影。

サンバー ショック 錆

 

【右】タイヤハウス側から撮影。

サンバー スプリング受け

 

【左】エンジン側から撮影。

サンバー ショック 錆

 

【左】タイヤハウス側から撮影。

サンバー スプリング受け

 

【追記】

久しぶりに確認したら、土がたんまり溜まっていました。

また、水抜き穴は完全に塞がっていました。

クレのラストガードは粘度が高いので、それが穴を塞いでしまったのでしょう。

という訳で、粘度が低いAZの長期防錆オイルに変更しました。

ラストガードもそうですが、乾いたら固まってベト付きは無くなります。

とは言え、それでも小さい穴を塞ぎかねないので、定期的な点検は必須でしょう。

 

遮熱板

表から見える錆にはサビキラーを塗布。

遮熱板 サンバー

 

遮熱板を外したところ。

サンバー 遮熱板 防錆

 

遮熱板の裏側は錆が少し出ていた程度で、まだまだ十分使える。

ここにもサビキラーを塗布。

サンバー 遮熱板 防錆

 

作業途中、サビキラーが切れてしまったので、ここには サビチェンジャー を塗布。

サンバー 遮熱板 防錆

 

継ぎ目はもげそうな雰囲気だった。

サンバー 遮熱板 防錆

 

マフラーの先がボロボロになって、数か所小さな穴が空いていた。

サンバー 遮熱板 防錆

 

ボルトが錆びて固着しやすい場所なので、再度ボルトを締めこむときは焼付固着防止のためモリブデングリスか 焼付防止潤滑剤 を塗る事をお勧めします。

サンバー 遮熱板 防錆

 

【実験】アトムペイントで防錆

車用ではない塗料を使ってみました。

理由は安いので。

選んだのはアトムペイントの塗料。

サンバー 塗装

 

これはサンバー用ではないし車用でもない。

使用禁止の場所として「車」が入っていました。

サンバー 塗装

 

気にせず使ってみます。

 

ボディの錆

クリップを2箇所外します。(赤丸部分)

サンバー 塗装

サンバー 塗装

 

泥除けが外れました。(完全には外れていません)

外した泥除けは作業の邪魔になるので、タイヤハウス内へ押し込みます。

サンバー 塗装

 

最初は240番(ヤスリの番手)でやすったのですが、時間が掛かるので80番に変えてゴリゴリやすりました。

その後塗装したのですが、下処理が悪いせいか凸凹に。

サンバー 塗装

 

結局、塗装を落とし、錆転換剤を塗布し、それで完了としました。

赤錆だとだらしなく感じるが、黒錆だとかっこいいので(私個人の意見です)、これで良しとしましょう。サンバー 塗装

 

【追記:給油口下に穴が開いた。2021/12/28】

先日、給油時に錆ている事に気付きました。

で、その錆を耐水ペーパーでやすったら、いきなり凹っと穴が開いた。

サンバー 防錆 対策

 

サビキラーを薄めて空いた穴からじゃぶじゃぶ吹き付けて防錆対策をする事に。

吹き付けには AZリフィーラー を使用。

AZリフィーラー

 

とにかく寒くてこれ以上の作業はしたくないのでしばらく放置で。

【追記ここまで】

 

泥除け

後ろの泥除け。

ここも薄めたサビキラーを塗っていたので小汚い感じに。

アトムペイントのホワイトで塗り直します。

サンバー 塗装

 

やすったら綺麗になりました。

もうこれで充分かも。

が、せっかくなので塗ります。

サンバー 塗装

 

ローラーで2回塗って完成。

近くで見ると粗いが、遠くから見ると問題無し。

サンバー 塗装

 

その他にも、見えないとこは仕上がりを気にせずベタベタと塗りまくり。

サンバー 防錆 塗装

 

フレーム

サビキラーのシルバー色により、小汚い感じになっていたフレームをブラックに塗装。

サンバー フレーム 防錆

 

いい感じになりました。

サンバー フレーム 防錆

 

スペアタイヤラック

スペアタイヤを収めるラックも塗装。

サンバー スペアタイヤラック塗装

サンバー スペアタイヤラック塗装

 

パイプ類

タイヤラックを外したら、パイプ類に手が届くので、パイプもブラックに塗装。

パイプが結構錆びていた。

サンバー 防錆 塗装

 

ワイパー

ワイパーも錆が浮いていたので塗装。

サンバー 塗装

 

タイヤホイール

20年以上使ったボロボロのホイール。

これも塗装してみる。

塗装前。

タイヤ ホイール 塗装

 

スタッドレスタイヤを嵌めているので、雪が降った時にしか使わないが。

さて、どれぐらい持つのだろうか。

タイヤ ホイール 塗装

 

と、こんな感じで、日々、防錆作業に明け暮れています。

変化があったら追記していきます。

 

おわり

 

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