上からだと完全に抜けきらないと思い込む
昔、オイルチェンジャーを使っていたのですが。
上抜きだと完全にオイルが抜けきらないと思い、エコチェンジャーに乗り換えました。
上抜きのほうがよく抜けるという情報
上からは抜けきらないと思い込んでいたのですが。
最近ネットで、「上抜きのほうがより抜ける」なんていう意見をちらほら見掛けるように。
最初は、「嘘つけー!」とか思っていたのですが。
ちょっと気になって自分でも試してみる事に。
上抜きしたあと下抜きしてみる
という訳で、またオイルチェンジャーを購入。
実践動画をまとめました。
結果(動画を参照して下さい)
上抜き後、下側のエコチェンジャーのコックを開けると、数滴オイルが垂れました。
これはエコチェンジャーの配管内に残ったオイルだと思います。
また、透明の液体が混じっていますが、それは撮影直前に拭いたパーツクリーナーです。
オイル排出後に新しいオイルを2.5リットル入れたのですが、まだ入る余裕がありました。
※フィルター交換はしていません。
以上の検証結果から、車体が水平状態のときは、「エコチェンジャーよりオイルチェンジャーのほうがより抜ける」
と断言しても良いかと思います。
今回はまじまじとオイルパンの様子を観察してみたのですが、ドレンの位置が底よりもちょっと上なので、結果に納得させられました。
無知のため、長年とんだ思い違いをしていたようです。
メリットとデメリット
今回の検証で気付いた事や感じた事をあげてみます。
オイルチェンジャー(上抜き)
【メリット】
車の下に潜り込まなくていい。(雨でも出来る)
車が水平状態でもよく抜ける。
オイル排出時に駐車場に廃油をぶちまけるリスクはゼロ。
服、手が汚れにくい。
【デメリット】
長いホースの扱いが面倒に感じた。
オイルが高温の状態で作業は出来ない。(注意書きには、容器の破損等の恐れがあるので、オイルの温度が80度以下で使用して下さいと書いてあります)
大きいので置き場所に困る。
エコチェンジャー(下抜き)
【メリット】
大きな道具を必要とせず、廃油受け1個あれば、帰庫直後のオイルが熱々状態でもすぐに作業を開始出来る。
道具の置き場不要。(廃油受けは必須)
【デメリット】
車の下に潜り込まなければならない。
その際、服が汚れるので、地面にシートを敷いたり、作業着に着替えたりなど、汚れ対策が必要。
それを考えると気が萎える。
雨の日(地面が濡れている場合)は作業出来ない。
廃油受けの位置を間違えると、駐車場に廃油をぶちまけてしまう。
車体が水平状態だと、オイルパンに少し残るので、全部排出するには後方のジャッキアップが必要。
まとめ
どちらも所有して、上からも下からもオイルを抜く事が可能となり、オイル交換に関しては無双状態となりました。
「面倒だから今日はやめとこう」
なんて事は激減の予感。
どちらも大事にしていきたいところです。
が、どちらか一つを選べと言われたら、エコチェンジャーです。
理由は。
- サンバーの場合、ジャッキアップせずとも車の下に潜り込めるので、大掛かりな道具が不要ですぐに作業を始められる。
- オイルが熱々の状態でも作業が可能。
- 道具の収納場所が不要。
私の場合は以上の事柄に大いにメリットを感じる次第です。
参考になれば幸いです。
【追記:2023/2/4】
上に「どちらか一つを選べと言われたら、エコチェンジャーです」と書いてますが、オイルチェンジャーを導入後、エコチェンジャーを1回も使った事ありません。
今でも気持ちは変わりませんが(簡素なエコチェンジャーが好き)、実際はそういう事になっています。
参考までに。
おわり