ボートエースGEB-23Nの紹介
人生初のボートは手漕ぎのゴムボートを選択しました。
しかし、風に翻弄された事を機に、早々に買い替える事に。
2艇目に選んだのはリョービのボートエースGEB-23N。
GEB-23Nのスペック
ネット通販で購入。
大きな段ボール箱に入れられ佐川便で自宅へ届きました。
【仕様】
- 全長:2.3m
- 全幅:1.13m
- 深さ:0.4m
- 重量:約20kg
- 浮力:約270kg
- 最大搭載馬力:2.2ps
- 予備検査付
保管場所
私物を外に出していると、すぐに大家さんから注意されるような、東京の世知辛い地域に住んでいます。
ボートなんてもってのほか。
という訳で保管場所はアパートの部屋の中。
狭い部屋の中でボートいじりが出来るありがたいサイズ。
長さが2.3mと短いので、部屋の中で立て掛けて保管しています。
立て掛けても船体が天井に接触する事はありません。
1階に住んでいるので部屋からの出し入れも簡単。
また、玄関から駐車場までの距離は歩いて10歩ぐらいなので、ボートを車に積み込むにも苦労はありません。
ボートの重さは20kgですしね。
トランサムパッドとトランサム板
GEB-23Nは船外機が付けられるタイプ。
予めトランサムパッドとトランサム板が設置されています。
ROB-23Nのほうはトランサムパッドとトランサム板は付いていません。
【トランサムパッド】
【トランサム板】
船舶検査票貼り付け用プレート
砂浜から出し入れしていると、船検シールを貼る為に設置された白いプレートの裏の隙間に、いつの間にか砂が入り込んでしまう。
その砂がアパートの部屋の中でポロポロと落ちてくるので難儀します。
このプレートと予備検査付きは不要だと思うのですが、何故付いているのでしょうか?
2.2馬力の船外機なんて見た事ありませんし。
※ボートの事に詳しくなって気付いたのですが、ボートエースGEB-23Nは予備検査付なので、回転制限付で3馬力程度の船外機を搭載出来るかもしれません。
【回転制限とは】
例えば、最大搭載馬力が9.8馬力までのボートに、10馬力の船外機を搭載したいなんて事があったとします。
そんなとき、JCIの検査を受けて許可を得たら、法的に10馬力の船外機が搭載可能となります。
しかし、出力の大きな船外機を搭載する代わり、回転制限を受ける事になります。
制限と言っても具体的には「これ以上回転(出力)をあげてはダメですよ~云々」みたいな事が書かれたシールを船外機に貼られるだけですが。
船により、重い船外機は搭載不可だったり、喫水が深くなる事により最大搭載人員が削られたりする事もあります。
ボートエースに3馬力の船外機を搭載するのは、大して難しい話ではないと思うのですが、私は実践した事がなく、大丈夫だと断言出来ないので、実施したい方はご自身で直接JCIに連絡確認してから決行してください。
腰掛板と分割式オール
標準で腰掛板が付属しています。
分割式オールはオプションです。
魚の長さを測るために腰掛板にマジックで目盛りを記しました。
オールは分割式ですが、ボルト留めされているので分割するにもクイックにはいきません。
ボートエースのメリットとデメリット
ボートエースのメリットとデメリットを上げてみます。
また、ゴムボートからボートエースに乗り変えて感じた事など。
メリット
軽くて小さいので取り回しが楽。
部屋の中に保管出来る。
軽自動車(サンバー1BOX)の荷室に積載可能。
ゴムボート時代に不安だったり気を使わされていた破れに対する心配から解放された。
不沈構造により絶対に沈まない。
空気を入れたり抜いたりする作業が不要なので、出航と撤収の時間が大幅に短縮出来た。
ゴムボートみたいに丁寧に洗う必要がなく、ほぼノーメンテナンスで運用が可能に。
デメリット
いくら小さくて軽いとは言え、可搬性は折り畳まれたゴムボートに勝ち目はない。
運搬に車は必須。
ゴムボートのときより広い保管場所が必要。
【感じた事】
ゴムボートからボートエースに乗り換えた事で、準備や片付けに掛かる時間が圧倒的に短くなり、体や気持ちへの負担が軽減された。
以上、気分的な事を含めて総じて考えると、メリットのほうが圧倒的に大きいと感じます。
おわり