自作 電動ボートドーリー
駐艇場から海までの距離は200m(アスファルト)ほど。
出航時、行きは下りなので楽。
しかし、帰りは当然上りになるのでキツイ。
この砂浜からボートを上げて・・・
さらにそこから上り坂を引っ張っていくのは地獄。
という訳で、中古の電動車イスを流用して、電動ドーリーを作ってみました。
使ったのはこれ。
【SUZUKI モーターチェア】
難しい加工は出来ないので、ホームセンターで手に入れられる物と素人加工で作り上げます。
まずは不要な部品を外す。
その後、木材を加工してヒッチボールの台座を設置しました。
自分も座れるようにコンパネも設置。
エレクターパイプを使ってハンドルを作り、そこにコントローラーを設置。
※残念ながら制作過程の画像はありません。
あと、私のボートランチャーは旧型のため、カプラーが設置出来ません。
自分で加工するのは無理なので、販売元のファクトリーゼロさんへお願いして加工して頂きました。
この角棒は3mほどの長さですが、搬送は佐川急便さんの営業所へ持ち込んだら受けてくれました。
これでランチャーをドーリーへ連結出来るようになった。
出来上がりはこちら。
- エレクターパイプでハンドルを作成し、パイプにコントローラーを設置。
- 自分が座る為にコンパネを設置。
- ヒッチボール台座を設置。
駐艇場へ赴き実装します。
ランチャーを組み立て、ファクトリーゼロ製のJタイヤを装着。
そこで初めて、タイヤを嵌めたままだとヒッチボールとカプラーが接続出来ない、という事を知る。
長さが足りない。
また、ヒッチボールの位置も低すぎ。
これじゃタイヤを嵌めたまま電動ドーリーと連結出来ません。
しっかり採寸をして望まなかったので残念な結果となりました。
後日、ボールマウントを追加して再度挑戦。
これで解決!
の予定でしたが、すぐにランチャーの重みでマウントの木製台座がもげてしまいました。
もう、素人には限界です。
結局、ランチャーの前輪を外して合体させる事に。
いちいちタイヤを外す作業が面倒ですが、しょうがありません。
実際に使ってみたところ、ゆっくりとですが、上り坂をしっかり引っ張っていってくれました。
【実践時の状況】
- 道はアスファルト舗装
- 合計約320kg = 約250㎏(ボート本体とランチャー) + 自分(70kg)
更に欲張ってブロックパターンのタイヤに交換。
これで砂浜でも使えるようになればとの期待を込めて。
で、実際に砂浜走行に挑戦してみましたら、空回りして全く役に立ちませんでした。
電動ボートドーリーを使ってみて
苦労して作った電動ボートドーリーですが、数回使っただけで使用を止めました。
【理由】
- バッテリーの充電が面倒 & 残量を気にしながら使用する事になる
- 重いので自宅から駐艇場まで運ぶのが面倒
- ランチャーのタイヤの付け外しが面倒
- 遅い
結局、車で引っ張り上げた方が簡単!
おわり