砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる②

倍力システムでボートを引き上げる

3連定滑車と4連動滑車を組合せた8倍力ではボートを動かせませんでした。

それが倍力システム(3倍力)を使って動かす事に成功。

【前回の記事】

砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる①
滑車を使ってボートを引き上げる 砂浜で滑車を使ってボートを引き上げる事に挑戦。 結果、長い距離を引っ張るのは無理でした。 使った滑車はこれ。 この商品は、3連定滑車と4連動滑車の組合せで8倍力になります。 【8倍力】 引っ張る物の重さが 2

 

が、3倍力だと、ロープを1回引っ張るのにかなりの力が必要でした。

また、引っ張ったロープが逆戻りしないよう、保持する力も必要。

ボートを手元に寄せるまで、その力を継続的に出し続ける事は絶対不可能。

であれば、高倍力にしてやれば問題解決!?

 

という訳で9倍力でやってみた。

が、今度は引っ張っても引っ張っても、なかなかこちらに寄ってきません。

 

また、引っ張る距離が長いと、当然長いロープが必要になります。

その長いロープ同士が絡み合う事が、かなりの負荷になる。

 

その絡みを解く為に、何度も何度も砂浜を往復する羽目になり、作業の中断を余儀なくされました。

もうヘトヘト。

 

倍力システムを使って何とかボートを動かす事は出来ました。

が、結構な力が必要な事と、ロープ同士の絡みにより、途中で力尽きてしまう事に。

 

改善が必要です。

改善点は2つ。

 

  1. 引っ張ったロープが逆戻りしないようにする
  2. ロープ同士が絡まないようにする

 

以上は、現場で作業をする前に、自宅で何十回とシュミレーションを行ったことで、想定内となった事柄ですが、何とかなるだろうと考えました。

が、実践してみると、なんともできなかった。

完璧に改善しなければならないという必要性を感じました。

 

実践したときの様子(改善前)

使用道具

【滑車】

今回使用した物です。

滑車 ブロック 倍力システム

 

【アンカー】

ガッチリ動かないようにアンカーを設置します。

浅く入っていますが、砂のすぐ下は草の根っこが張っているため、簡単には抜けません。

砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる②

 

【ロープ】

ロープの太さ6mm。

長さは100m。

 

3倍力でボートを引っ張る

3倍力で引っ張っております。

エンジンは降ろしています。

 

3倍力だとロープの往来は少ない。

また、距離が短いとロープも絡まず何とか引っ張れます。

 

しかし、1回1回引っ張るのに、かなりの力を要します。

砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる②

 

9倍力でボートを引っ張る

長い距離を9倍力で引っ張ります。

距離が長いと、ロープ同士が絡み合い、その絡んだ部分の摩擦が大きな負荷となり、重くて引っ張れなくなります。

砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる②

 

ロープがビヨンビヨン跳ねてすぐに絡まる。

全然思うようにいかない。

砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる②

 

絡みを解くために砂浜を何度も往復して疲れ果てました。

砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる②

 

全く動かない状況からは一歩前進しました。

が、想定外の大変さに見舞われ途中でギブアップ。

一旦帰宅して再考する事に。

 

つづく

 

砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる③
前回、時間と労力は掛かったけれど、倍力システムを使って何とか重いボートを動かす事が出来ました。 砂浜対策 倍力システムでボートを引き上げる 頻繁に海に行けるわけではありません。 1回実験しては、次は数ヵ月後、というような感じで倍力システムを
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