いつかはやりたいと思っていたカヤックセーリングを実行すべく、必要な装備を施しました。
船体にマスト用の穴を開ける。
自在錐 で開けました。
32パイ用のアルミダイキャスト製パイプ受け。
足付けする。
メッキの下はちゃんとアルミでした。
強力速乾タイプの接着剤 とボルト&ナットで固定。
下側は接着剤だけで固定。
リーボード昇降用クラムクリートを設置。
左側の2個のカムクリートは既に設置済みで、釣りのときのシーアンカー用。
それはセイルの昇降用に流用。
セイルの形は三角でと考えていたのですが。
海外の自作ヨットを見ていると、この形が非常に多い事に気付きました。
気になって調べてみると、 ガフリグセイル と呼ばれており、小型艇に多く使われている形みたいです。
マストの長さが短く出来るという事が気に入りガフリグ(Gaff Rig)を採用する事に。
セイルの材料はポリエステル製の糸(30番)と超薄手のナイロン生地とハトメ。
セイルの上辺と下辺の長さは買ってきた木材(910mm)の長さに合わせました。
リーボード。
リーボード用の丸棒のサイズは910mm×40mm。
これだけ太ければ絶対折れないと思います。
リーボードは杉板で、990mm×15mm×150mm。
リーボードの両脇に貼り付けた木材。
厚さ20mm×直径80mm。
杉板は水圧に負けて折れそうなので、ガラスクロス#600を両面全体に1枚と、穴の周辺両面にガラスマット#380を1枚積層。
ドーナツにはエポキシ樹脂だけ塗布。
他の木材もそうですが、全部エポキシ樹脂を塗っています。
ガフ(gaff)とブーム(boom)には複数の穴を開け、それをロープ留めにする事に。
マストは分割式にしたかったのでパドルの柄を流用しました。
長さが足りないのでレジンで延長してあります。
全長は1500mm。
ロープを巻いている理由はズレ防止です。
扇風機で風を送ってやります。
しっかり弧を描いております。
コクピットから望む。
セイルを降ろしたところ。
という訳で、やっと完成したので早く試したいところですが、まだまだ寒いので当分先になりそうです。
おわり