近所に古い車をピカピカにして乗っている人が居ます。
全然私が好きなタイプの車じゃないけれど、その佇まいを見ているとなんだかわからないけれど魅了されてしまう。
という訳で、自分のボロサンバーもその「なんだかわからない魅力」を放つ車にしたく、日々無駄な努力に勤しんでおります。
先日、Y字フレームの防錆作業を行ったときの事。
ゴムキャップを外すと水滴が2~3滴ほど落ちてきました。
それが右側からという事でビックリ。
左側のほうがいろいろ溜まりやすいと思っていたのですが。
錆びて小さい穴も開いてるし。
実際は色んな箇所に害が及んでいるのでしょう。
という訳で、万全を期すため再度、防錆対策を講じる事に。
ネットで調べると、エアクリーナー側から水を流してフレーム内を洗浄したり。
前側の吸気口を完全に塞いでしまい、吸気口はエアクリーナ側へ設置する、なんて方法を見つけました。
なるほど、名案かも。
しかし車の構造を分かっていない自分に出来るか?
そもそも、何故吸気口を前側に設けたのだろうか?
なんて事を考えていると、何も知らない素人の私がおかしな事はしないほうが良いかもしれない。
という思いに行きつき、結局今までと変わらず防錆剤を塗布してやるぐらいしか方法はないという諦めに至りました。
ただ、もう少し短いスパンで行おうと思います。
今までは半年に1回ノックスドール750をY字フレームの内部に吹き付けていました。
それを3~4か月に1回にする。
しかし、掛かる経費は抑えたい。
という訳で、クレのスーパーラストガードを購入。
ノックスドールに比べるとかなり安い。
ノズルはノックスドールの物を流用します。
360度放射状に噴霧するノズル。
これは必須。
360度噴霧ノズルだけ欲しくて探したら楽天とヤフーで売ってました。
が、高いし納期の事を考えるとノックスドールのノズルを流用するが吉。
とは言え。
スーパーラストガードは安いのは良いけれど、持続性はどうなんだろうか?
安いなり?
と考え出しては懸念が止まず。
で、いろいろ調べると防錆剤の検証比較記事を見つけ、その中でAZの長期防錆オイルが圧倒的という事を知りました。
早速、長期防錆オイル[216h]も購入。
原液なので、使用する際はAZリフィーラーに詰め替えます。
逆さまでも使えるのはありがたい。
車の下に潜り込んでスプレー缶の向きを制限される状況は苦痛ですからね。
※水平にした場合はエア噛みする確率が上がるので、吸込口の位置は考慮しなければならない。
掛かる費用はこんな感じ。
(2021年1月3日アマゾン調べ)
ノックスドール750(内容量500ml)
2434円 ÷ 500ml = 4.868円
1mlあたり約4.9円
長期防錆オイル[216h](内容量1,000ml)
2594円 ÷ 1,000ml = 2.594円
1mlあたり約2.6円
※AZリフィラー代が別途5,367円掛かる。
クレスーパーラストガード(内容量300ml)
618円 ÷ 300ml = 2.06円
1mlあたり約2.1円
最初は高く付くけど、長い目で見るとお得。
いや、この値段で防錆力を考えると採用しない手はない。
という訳で、まだ使っていないのですが、これからは長期防錆オイル[216h]がメインの防錆剤となります。
経過検証したいところですが、内部を確認する事は出来ないので、話はここまで。
穴が開いたら追記します。
【追記】
AZの長期防錆オイル[216h]とクレのクレスーパーラストガードの粘度はかなり違います。
長期防錆オイルはサラサラ、スーパーラストガードはベトベト。
例えば、垂直な部分に長期防錆オイルを吹き付けると、すぐに下へ流れ落ちます。
スーパーラストガードのほうは、すぐ流れ落ちる事なく、しばらくその場に留まります。
場所によって使い分けるのが賢明です。
おわり