初めてのカヤックカート
初めて買ったカヤックカートはこれ。
値段が安い、ノーパンクタイヤ、軽い、ハッチ内に収納出来る。
安いなりの質感だが粗悪感は無い。
ベルトはこんな感じでフレーム2か所に通すとズレにくい。
軽いカヤックであればこれで十分。
追記
買った当時、砂浜を少し移動するときに使うぐらいの目的だったので、これで十分でした。
しかし、長い砂浜で使う場合はちょっと辛いと思います。
カヤックが重ければなおさら。
そこにバルーンタイヤ仕様のカートで、楽々運搬している様子を見せつけられたりすると、絶対欲しくなるので、初めて買うなら最初から幅広タイヤ仕様が賢明。
収納性を求める場合はバラバラに分解出来るタイプがある。
噂に聞くところでは良いらしいけれど、自分で使った事は無いので使用感は不明。
私が現在使っているのはファクトリーゼロ製のコンポドーリーワイド。
砂浜移動が辛くなったのでAタイヤに交換して使っています。
【追記ここまで】
ホリデーロード システムキャリーS
しかし、悪い癖で、他の物を試したくなります。
次にホリデーロード製システムキャリーSを購入。
厚いアルミで丁寧に作られている印象。
耐荷重は80~90kg。
本体を支えるスタンド。
分解して折り畳んでベルトで締めてコンパクトに出来る。
取っ手が付いて持ち運びやすい。
このクッション材が気になったので・・・
初めて買ったカヤックカートのクッション材を。
外して。
装着しました。
良い感じ。
本体とタイヤの接続部分。
角はしっかり処理されています。
分解すればコンパクトになってハッチに収納可。
ハッチに入れる際はFRPへのダメージを考慮して厚手の袋へ入れてから収納。
ハッチの上には載せませんが、載せたとしたらこんな感じ。
しっかり固定出来る。
ファクトリーゼロ コンポドーリーワイド F200W
もっと他に使いやすい物は無いか?
そう感じて次に買ったのが、ファクトリーゼロ製のコンポドーリーワイド(F200W)。
システムキャリーSに比べるとガッチリ感は劣る。
コンポドーリーの最大積載量は40kg。
システムキャリーSの半分になる。
私のカヤックは道具を全て積み込んだ状態で約35kgなのでいけます。
タイヤの細さは移動距離が短いのでさほど気にならない。
【追記】とはいえ、砂浜移動は慣れないとそれなりにきつい。装備品と移動距離が増えたのを機に、Aタイヤに交換しました。
システムキャリーSと比較。
接地面が3点から4点になり、長いフレームのおかげで安定性が増した。
スタンドが砂に埋もれて倒れる心配は無くなった。
船体受部分も幅広になり、船体との固定にも安心&安定感が増す。
本体は軽いがどっしりするので、カヤックを載せる際、横からぶつけてしまったとしても倒れる事がない。
タイヤ外径はシステムキャリーSのほうが大きい。
分解した際にタイヤに余計な部品が残らないのは良い。
システムキャリーSはベルトで縛って一つに纏められる。
コンポドーリーはシステムキャリーみたいに1つにまとまらないし、棒が長いのでガチャガチャ感が否めない。
最初はそれを難点に感じたけれど、使っているうちにそのほうが扱いやすいと気付いた。
システムキャリーSは重い塊になり、角ばっているので、ハッチに入れて出航した場合、波に揺られてFRPへのダメージを考えると心配。
コンポドーリーは部品がバラバラになり個々が軽くなるので、FRPへのダメージを考えるには及ばない。
分解すればハッチへの出し入れがやりやすく、裸のまま放り込める。
フレームだけなら小径のインスペクションハッチから入れられる。
※奥行に余裕がある場合に限る。
ハッチの上に載せたらこんな感じ。
固定するに問題無し。
システムキャリーSもそうだが、重心が上になるのでタイヤは外したほうが良い。
分解したら1個の部品が軽く薄くなり角が無いので、バッグのちょっとした隙間に無理やり無造作に押し込める。
車軸の幅が広いので、スペーサーを交換すれば、ファクトリーゼロ製の他の太いタイヤに交換可能。
「細いタイヤに疲れたので太いタイヤにしたい」
なんて事がすぐ出来る。
出費が嵩みますが・・・
ちなみに、コンパクトさを求め、ワイド(F200W)じゃないほう(F200)を真似てシャフト長を短くして使ってみました。
その際、ちょっとした傾斜に勢いよく乗り上げたとき、そのまま横転させる事に。
シャフトはワイドタイプのほうが安心。
という訳で、少し回り道をしてコンポドーリーに辿り付きました。
これが最終形と判断し、ドーリー探しの日々からは解放されました。
おわり