コロナ製の石油コンロを買いました。
石油コンロは他の呼び方として「火鉢型ストーブ」とか「サロンヒーター」と呼ばれています。
今回買った石油こんろの形式は「KT-1617」
オプションの「CORONA G-1 クツキングガ-ド」も一緒に購入。
※2021年モデルは → 「KT-1621」(木目)と「KT-1621」(ホワイト)
開梱
いつものようにヤマト便で届きました。
第一印象は「でかい!」
何年も前から欲しかったのですが、なかなか購入には至りませんでした。
その理由はこの嵩ですね。
もうちょっと小さかったら嬉しいのですが。
CORONA G-1 クッキングガ-ド
まずはオプションのクッキングガードから開梱。
寸法
天板の直径(黒い部分)は約148mmぐらい。
底の直径は約268mmぐらい。
ストーブの反射板にしっかり固定出来るように突起があります。
高さは突起を含むと約115mm。
含まない場合は約95mm。
コロナ石油こんろ KT-1617
箱がかなりでかく感じる。
寸法と重量
寸法:高さ320mm 幅490mm 奥行490mm
重量:8.3kg
燃料は灯油のみ
使用燃料は勿論灯油です。
それ以外は不可。
反射板の寸法
反射板の内径は約155mmぐらい。
反射板の外径(つばの外側からつばの外側)は約276mmぐらい。
内側の上の一番広い部分は約263mmぐらい。
燃焼筒
燃焼筒。
燃焼筒を外したところ。
芯を下げた状態。
芯を上げた状態
点火ヒーターを作動したところ。
※電池は入れてません。
クッキングガードを設置
クッキングガードを設置。
クッキングガードの突起部分によって、反射板にしっかり固定されます。
南部鉄器のごはん鍋を置いた
先日買った南部鉄器のごはん鍋を置いたところ。
ポリカンポンプで給油
給油にはタカギのポリタンク用ポリカポンプを使っています。
手を汚すことなく、簡単に給油可能です。
着火
給油した後、早速着火しました。
火皿がなかなか赤くならない感じ。
あとで説明書を読むと、「給油してから20分ほどして放置して芯に灯油を染み込ませて下さい」との事でした。
失敗、それを怠っていた。
しばらくすると問題なく赤くなりました。
臭い
アマゾンのレビューで着火時と消火時の臭いがキツイとの書き込みが沢山ありました。
確かに、レインボーも最初そうでした。
レインボーも使い始めは目がシバシバしたような覚えが有ります。
このストーブはどれぐらいの臭さなのか着火後に嗅いで見ると・・・
確かに臭い!
新品だからでしょうか?
この臭さは次第に薄れてくるのでしょうかね?
しばらくは換気扇の併用は必須です。
暖房能力
煮炊き専用の石油コンロという事で販売されていますが、昔は暖房用ストーブとして販売されていたようです。
ネット調べなので定かではないですが。
という訳で、暖房用としても使うつもり。
火力はレインボーより弱い。
その分燃焼継続時間が12時間も多いです。
トヨトミレインボー(取扱説明書を参照)
- 暖房出力:2.50kW
- タンク容量:4.9L
- 燃焼継続時間:約20時間
コロナ石油こんろ(取扱説明書を参照)
- 暖房出力:1.59kW
- タンク容量:4.9L
- 燃焼継続時間:約32時間
石油コンロを買った理由
ストーブはトヨトミのレインボーを使っています。
ストーブは既にあるのに、なぜまたストーブを買ったのか。
それはこれがやりたかったから。
石油コンロと南部鉄器のごはん鍋の組み合わせで炊飯をしたかった。
という理由。
しかし、まだ南部鉄器の扱いに慣れていません。
普段は温度センサー付きのコンロを使っているので、炊飯する際に失敗はありません。
それが、石油コンロを使うとなると話は別。
しっかり特性を把握してから使用開始しようと思います。
そうしないと新品のコンロが一気に汚くなりそうで。
という訳で、しばらくは湯沸かし専用です。
追記:4年間使ってみて
4年使った感想
使い始めてからそろそろ丸4年になります。
臭いのは若干収まったとはいえ相変わらず続いており、着火時と消火時にきつい臭いがします。
なので換気扇がある台所が定位置となりました。
主に寒い時期に暖を取るために使っています。
暖を取りながら、炊飯や湯沸かしに使用。
災害時などもしものときに使う事を想定して、たまに石油コンロだけで料理を作ったりもします。
火力はガスコンロの中火よりも更に弱めという感じ。
ガスコンロの火力と使い勝手には及びません。
最新鋭の機器と比べると良いとこが無いといった印象です。
まぁ、それは購入前から分かっていたし、そんな不便さも楽しむつもりだったので問題視はしていません。
トヨトミのレインボーと比較
次にトヨトミのレインボーと比較してみます。
仕様書を見れば分かりますが、火力はレインボーより下。
よって暖房能力も劣ります。
その分燃焼継続時間は石油コンロのほうが上。
大きな部屋をこれ1個で賄うのには適さないでしょう。
6畳ぐらいの部屋であれば大丈夫かと思います。※極寒地では厳しいかも。
が、狭い部屋で使うと空気が汚れる(感覚的にレインボーよりも汚れている気がする)のでお勧め出来ません。
着火時と消火時、レインボーはほとんど臭いません。
レインボーは使えば使うほど臭いが軽減されていったという印象です。
今はほとんど臭わなくなりました。※10年使用。
石油コンロのほうはいまだに臭います。
着火時と消火時の換気は必須です。
この臭いはずっと続くのでしょうね。
そう考えると、トヨトミ製の石油コンロのほうは「ニオイセーブ消化」という機能が備わっているようなので、そちらに気がひかれる今日この頃です。
節約に最適
まぁ、使い勝手を他のガス製品と比較すると完全に劣りはしますが、節約には効果があります。
部屋の暖房をしつつ大きなやかん(9L)を常に火に掛けて、出来たお湯は保温ジャグやお湯用ポリタンクに移し替えます。
それをいろんな事に利用しています。
災害時の練習として行水したり。
熱いお湯で洗いものや洗濯機で利用したり。
エネルギー高騰しているなかこれをガスでやるとどれだけ高額になる事か。
寒い時期に低価格でお湯が作れるというのはほんと助かる。
節約のためなら面倒な事をそれほど苦にしない性格故か、まぁまぁ楽しめています。
また、いざという時に防災用品として大いに役立つと感じます。
おわり